恋愛ばかり考えてしまう「恋愛依存体質」を治す方法。




人生の中でもっとも楽しいものが「恋愛」だと思っている人は少なくない。

実際、恋愛には10代の若者から大人まで誰もがハマりこんでおり、恋愛をしているときが一番幸せだと述べている人も多い。よく、「好きな人がいるからこそ頑張れる」と言うように、恋愛をして恋人がいることにより、毎日がお花畑になる人も珍しくはないのだ。

 

しかし、実のところ多くの人が恋愛に抱いているイメージは幻想であり、現実では恋愛で傷ついていたり、不安になったり、苦しんでいる人が大勢いる。もちろん、恋人と一緒にいることで幸せを感じている人もいるだろうし、恋愛の苦しさも含めて幸せだと感じている人もいるだろう。

だが、現実の多くの人たちは恋愛がうまくいかないことが多く、恋愛で幸せを感じるどころか恋人に依存してしまい、苦しんでいる人が多いのだ。恋愛は決して幸せだけを提供してくれるものではないのである。

 

ここでは恋愛で苦しんでいる人に対し、自分が恋愛依存体質なのかどうかをチェックする方法と、恋愛依存体質を治す方法についてまとめていく。



恋愛依存体質とは?

先ほども述べたように、現実の恋愛は映画やドラマのようにうまくいくことはめったになく、どちらかというと、うまくいかない恋愛をしている人のほうが大多数である。そして、恋愛がうまくいかない原因の一つに、「恋愛依存体質」がある。

恋愛依存体質とは、「仕事よりも恋愛」「生活の中心が恋愛」「恋人がいないと寂しくて仕方がない」といったように、恋愛が自分の人生の中心で、恋愛をしていなければ不安と寂しさで生きていけないような状態のことを指す。

 

恋愛すること自体は全然悪いことではないが、恋愛にハマりすぎて「恋愛をしていないと寂しすぎる」という依存状態になってしまうのは良いことではない。恋愛依存体質であることは、自分にも相手にもメリットは何一つないのだ。

たとえば、恋愛依存体質で恋人に依存している人は、浮気されていないか常に不安になったり、嫌われたりしていないか悩んだりと、いつも恋人のことばかりを考えてしまう。「相手が自分から離れていかないか」ばかりを考え、つい自分の気持ちを抑えられず、相手を束縛したりSNSなどを監視したりするようになる。

 

そして相手も、そんなあなたのことを「重い」と感じるようになり、結果的に離れていってしまうケースが多い。仮に自分は恋人に依存していないと思っていても、相手があなたの行動に対して「重い」と感じているのであれば、それは自分でも気づかないうちに依存してしまっているといえるだろう。

依存されている恋人からしても、面と向かって相手に「重い」とは中々言いづらいものであり、恋人に依存しているかどうかは本人が気づきにくいという特徴がある。

 

恋愛で恋人のことを大事に思うのは大切なことだが、「好き」と「依存」はまったくの別物であり、恋愛依存体質は恋人への依存を招きやすいのだ。

 

恋愛依存体質かどうかをチェック

恋愛依存体質は「恋愛が人生のすべて」「恋愛していないと寂しくて我慢できない」といった状態のことを指すが、現実では自分が恋愛依存体質であることに気づいていない人がとても多い。

というのも、恋人に依存している状態では、自分が依存しているかどうかを考えることができないのだ。恋愛依存体質の怖い点はここにある。

 

依存とは簡単にいってしまえば自己中心的な愛であり、自分を満たすことにとても必死だ。そして、自己中心的な人は冷静に自分と向き合うことができないため、自分で依存状態に気づくことができないのだ。

そのため、自分が恋人に依存しているか知りたければ、恋愛依存体質なのかどうかをチェックする必要がある。もし、恋愛依存体質の特徴に当てはまっているのであれば、あなたは恋人に依存している可能性もかなり高い。

 

ここからは、恋愛依存体質かどうかをチェックする方法についてまとめていく。自分は依存体質なのかどうか、恋人に依存しているのかどうか気になる人は要チェックだ。

 

寂しがりや

まず第一に、恋愛依存体質の人に共通して見られる特徴が「寂しがりや」である。

実際、恋愛依存体質になる人は、寂しさを埋めるための手段として恋愛にハマる傾向があり、はじまりは「寂しい気持ちに耐えられない」といった感情にある。

 

寂しがりやの人は、仕事をしていても、友達と遊んでいても、家にいるときでも、「自分は1人だ」と孤独感を感じてしまう。仲のいい友達からの連絡が少し遅いだけで「寂しい」と思ってしまうなど、常に「誰かといたい」「連絡をとっていたい」「繋がっていたい」と考えてしまうのが寂しがりやの特徴である。

人には誰しも承認欲求というものがあり、多少の寂しいと感じる程度なら問題はないが、常に「寂しい」「孤独」「自分は1人」などと考えている人は、誰かを求めたり自分の居場所をつくりたくて恋愛に依存してしまうケースがとても多いのだ。

 

恋愛依存体質の人が持つ寂しさは、普通の人が持つ寂びしさよりも強いことが多いため、恋愛や恋人に依存する可能性が極めて高くなっている。

 

承認欲求が強い

恋愛依存体質かどうかをチェックする二つ目のポイントは、「承認欲求が強い」かどうかだ。

さきほど、人は誰しも承認欲求を持っているといったが、実は承認欲求が強い人ほど恋愛依存体質である可能性が高い。承認欲求とは「誰かに必要とされたい」「認められたい」と思う欲求のことであり、どんな人間でも例外なく承認欲求は持っているものだ。

 

しかし、恋愛依存体質である人は承認欲求が他人よりも強く、「必要とされない自分は生きてる意味がない」「どうすれば認めてくれるのか」ばかりを考えてしまい、愛情がほしいために恋愛相手を求めたり、恋人に依存してしまうことが多いのである。

必要以上に「誰かに認められたい」「必要とされたい」と思うことは、自分で人生の舵を取っているのではなく、他人に人生をコントロールしてもらっている状態である。

 

一度でも恋人や他人に依存してしまうと、どんどん相手にのめり込んでしまい、後には引けなくなってしまう。

恋愛依存体質かどうか気になる人は、いつも他人の目ばかりを気にしていないか、他人から認められたい、必要とされたいと思いすぎていないかどうかをチェックしよう。

 

常にマイナス思考

恋愛依存体質の人は、常にマイナス思考である人が多い。

というのも、これは言い換えれば「暇な時間が多い」とも言うことができ、人間はやることがない暇な状態になると、無意識のうちにネガティブなことやマイナスのことばかりを考えてしまう。

 

誰にでも経験があると思うが、寝る前に布団に入ってあれこれ考えるときは、不安や悩みばかりが頭に浮かんでくるだろう。これも基本的には暇だから考えてしまうのであり、考える時間さえなければネガティブな感情やマイナス思考はあまり沸いてこない。

恋愛依存体質の場合も同じで、必要以上に寂しさを感じてしまう暇な時間があるため、思考がだんだんとマイナスのほうへと傾いていき、結果として必要以上に恋愛を求めたり、恋愛が人生のすべてだと思い込んでしまうのだ。

 

人間である以上、多少はマイナスなことを考えてしまうのは仕方ないが、マイナス思考やネガティブな感情の逃げ場として恋愛を求めると、気づけば重度の恋愛依存体質になってしまう。

依存状態の源泉はマイナス思考だといっても過言ではなく、恋愛をすればつらい気持ちから解放されると期待している人ほど、恋愛依存体質になりがちである。



恋愛依存体質の治し方

恋愛依存体質とは、簡単にいえば自己中心的な愛情を求めている状態であり、恋愛に数多くの期待をしすぎている状態でもある。

今ある不安や悩みを解決するために恋愛に走り、自分を満たすことだけを考えている自己中心的な愛情こそが、恋愛依存体質になってしまう原因なのである。

 

しかし、自分が恋愛依存体質であったとしても、治す方法はいくつもある。

恋愛依存体質はあくまでも体質なだけであり、体質は自分次第でいくらでも変えることができるのだ。太りやすい体質から太りにくい体質へと変えることができるように、恋愛への依存体質も自分の行動を変えることで治すことができるのである。

ここからは、恋愛依存体質を治す方法についてまとめていく。

 

好きなこと・やりたいことを思いきりやる

恋愛依存体質の人は、「恋愛以外に興味のあるものがない状態」になってしまっている。

人生で恋愛にしか興味がなく、常に恋愛のことだけを考えている。こうした状態のままでいれば、どんどん恋愛の深みにハマっていき、治すこともどんどん難しくなっていく。

 

そのため、まずは恋愛以外の自分の好きなこと、やりたいことを思いっきりやってみるのがおすすめだ。

たまに「好きなこともやりたいこともない」という人がいるが、それは見つけられていないだけであり、恋愛によって盲目になっているに過ぎない。誰にでも好きなことややりたいことの一つや二つはあるものだ。

 

たとえば、昔やって楽しかったことや、ハマっていたことなどに手を出してみる。過去に「楽しい」「やりたい」と思っていたことを思いっきりやってみるのだ。恋愛依存体質のときは、まず何よりも恋愛から目を逸らさせることが大事である。

何度も言うが、恋愛依存体質の人は恋愛にしか目にいっていない状態だ。本気で治したいと思うのであれば、多少無理やりにでも自分の好きなことややりたいことだけを考え、一定期間それだけに集中して楽しむことが鍵となる。

 

恋愛のほかに心から楽しいと感じることを見つけられれば、依存体質も少しずつ改善されていくだろう。

 

没頭する趣味を持つ

恋愛依存体質を治す方法としては、「没頭する趣味を持つこと」も効果的である。

これはさきほどの、好きなこと、やりたいことをやると似ているが、何か一つ深くハマれる趣味を持つことで、恋愛依存体質から遠ざかることができる。

 

没頭する趣味を持つことは、簡単にいえば、依存の対象を恋愛から趣味に変えるということである。恋愛依存体質の人は恋愛に没頭してしまっているのだ。

いつまでも恋愛にしか没頭していない状態だと、恋愛依存体質を治すことはできない。音楽でも映画でもゲームでも何か一つ趣味を持ち、それに没頭してハマってしまえば、恋愛のことを考える時間も自然と減っていくだろう。

 

さらに、趣味は自分の実力次第でうまくこなすことができるため、他人の気分に振り回されがちな恋愛よりも楽しさを感じやすい。

結局のところ、恋愛依存体質の人は恋愛にしか目がいかず、恋愛しか楽しいことがないからこそ恋愛依存体質になるのだ。楽しいと思うことを恋愛以外に持てば、人生で恋愛はそこまで重要ではないことに気づくだろう。

 

恋愛至上主義から抜け出すことが、恋愛依存体質を治すことにもつながっていくのだ。

 

自分自身を客観視する

恋愛依存体質を治す方法の最後は、「自分自身を客観視する」ことである。

さきほどまでの、好きなことややりたいこと、没頭する趣味を持つことは、恋愛から興味の対象を移して体質改善をするために効果的だ。

 

しかし、人によってはどうしてもやりたいことも好きなことも趣味も見つからないという人もいるだろう。そういう場合は、自分自身を客観視するのがおすすめだ。

自分自身を客観視するとは、「どうして寂しいのか」「どうして孤独を感じるのか」「なぜ恋愛ばかり求めてしまうのか」について、冷静かつ客観的に自分に問いかけるということである。

 

自分の嫌な感情、ネガティブな気持ちと向き合うのは大変なことだが、自分自身を客観視することは、恋愛に人生を支配されないためにも必要なことである。

また、自分を客観視する方法としておすすめなのが本を読むことであり、本を読むことで自分以外のたくさんの人の考えに触れ、今自分が見ている世界を広げることができる。

 

自分が見ている世界が広がれば、恋愛ばかりにのめり込み、恋愛依存体質になっていることがどれほど意味のないことなのかを理解できるだろう。

恋愛依存体質を治すには、最終的には自分自身と向き合うことが必要なのである。

 

【まとめ】恋愛依存体質を克服する

恋愛依存体質の人は、実際に自分が恋愛依存体質であることに気づいていない人がほとんどだ。

恋愛のことだけを考えていると、周りや自分のことを客観的に見ることができず、自分の欲求を満たすことだけを求めるようになってしまう。その結果、恋愛していなければ自分には価値がないと思い込んでしまうのだ。これが恋愛依存体質の根本原因である。

 

恋愛は本来人生を豊かにしてくれるものではあるが、現実では恋愛で苦しんでいる人のほうが多いのが事実である。恋愛をしていないと寂しくて我慢できず、恋人ができたとしても常に不安で仕事も何も手がつかなくなる。こうした恋愛依存体質は、恋愛によって人生をめちゃくちゃにしてしまう。

いつも恋愛のことばかり考えてしまう人は、まずは自分が恋愛依存体質なのかをチェックし、自分が恋愛依存体質であることをしっかりと認識した上で、少しずつ治すように心掛けてみよう。

 

おしまい。








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