恋愛を長続きさせるにはどうすればいいのか?




人生の中で「恋愛」はとても大切なものである。

近年、テレビドラマや映画などのリアリティのある恋愛番組により、現代人が恋愛に向ける熱意はますます高まっており、恋愛が苦手な人はともかく、「恋愛が嫌い」「絶対したくない」と思っている人は現代では少数派だろう。

「仕事に集中したいから恋愛なんかしている暇はない」という人でも、恋愛が嫌いなわけではなく、時間がないからしていないだけだったりするのが事実だ。

 

好きな人と色んな場所へ行き、同じ景色を眺め、楽しみ、泣き、共に笑う。多くの人は、そうした「幸せを感じる瞬間」を恋愛に求めているだろう。人生の中で恋愛は、仕事と同じく楽しく生きていくために必要なものといっても過言ではない。

だが、恋愛が人生で大事なイベントであることにより、恋愛のせいでつらい思いをしたり傷ついたりトラウマになってしまう人も少なくない。その中には、「最近恋人とうまくいかない」「喧嘩ばかりしてしまう」といった悩みを抱えている人も大勢いる。

 

そこでここでは、恋愛を長続きさせるにはどうすればいいのか?について詳しくまとめていく。恋愛を長続きさせたいと思っている人はぜひ目を通してみてほしい。



どうして恋愛が長続きしないのか?

さきほども述べたように、現代では恋愛について悩みを抱えている人がたくさんいる。その中でも、「恋愛が長続きしないこと」に関して悩みを抱えている人が特に多い。

基本的に恋愛は、付き合い始めこそうまくいくことが多いが、付き合って時間が経つにつれてうまくいかなくなることが多い。これはよく「倦怠期」と言われるような現象であり、お互いがお互いの存在をあたり前だと認識することにより、新鮮さが失われ相手への愛情も薄れていくといった現象だ。

 

実際、倦怠期は若者から大人の恋愛にまで幅広く見られ、倦怠期を迎えてしまったカップルの破局率はかなり高くなっている。一度冷めてしまった愛情を再燃させることは、恋愛感情がない人に意識してもらうことよりも難しいのだ。

しかし、恋愛が長続きしない原因は何も倦怠期が訪れることだけに限らない。というのも、倦怠期は恋愛が長続きしない原因の一つに過ぎず、多くの人たちの恋愛が続かないのにはほかの理由があるのだ。

 

その中でも現代人に多く見られるのが、「重たすぎる愛情」「高すぎる理想」といったものである。

 

重たすぎる愛情

重たすぎる愛情というのは、具体的にいえば「依存心」に近いものであり、相手に対して強い愛情を抱いてしまう状態のことを指す。実際、依存心は若者を中心によく見られる現象ではあるが、人によっては大人になるにつれて依存心が強くなってしまうこともある。

子供の頃は友達に対し依存心を抱き、高校生や大学生あたりになると恋人へと依存の対象が変わっていく。社会人や大人になった後も、寂しさを紛らわすために恋人に依存してしまう人も多い。

 

恋人に依存した重たすぎる愛情は、相手にとっては負担となってしまうことが多く、だんだんと嫌気が差してきてしまう。たとえば、マメすぎる連絡や会う回数の頻度などが多ければ、相手は愛情に重たさを感じてしまい、気持ちがどんどん冷めていくのだ。

さらにやっかいなこととして、依存している人は自分が依存していることに中々気づかない。自分の愛情が重たいとは考えることができず、相手の態度ばかりを責めてしまうのである。そうすると、相手もとうとう愛想を尽かし破局という結末を招くのだ。

 

重たすぎる愛情と依存心は、恋愛で長続きしない人、特に相手から振られることが多い人によく当てはまる特徴である。

 

高すぎる理想

重たすぎる愛情と合わせて、高すぎる理想を掲げている人も恋愛では長続きしない傾向がある。高すぎ理想とは、言い換えれば「相手に求めすぎている状態」であり、あれこれ自分の理想を相手に押しつけている状態のことを指す。

しかし、高すぎる理想というのは恋愛をしはじめたときにはあまり顔を出さない。付き合ったばかりの頃は「好き」というフィルターが自分にも相手にもかかっているため、短所よりも長所ばかりが目につき、相手のすべてが完璧に見えるものだ。

 

だが、付き合って時間が経つにつれて、だんだん好きのフィルターも薄れていき、次第に相手の短所が目についてくる。そうすると今度は、自分の胸の奥に眠っていた高すぎる理想が顔を出し、相手に対して「もっとこうしてほしい」「どうしてそういうことをするんだろう」といった不満の感情が沸いてくる。

不満の感情は好きという感情とは真逆のものであり、好きは相手の長所に目を向けるが、不満は相手の短所に目を向けさせる。ご存知のとおり、相手に不満を抱けば抱くほど、相手に対する愛情も薄れていき、恋愛関係はどんどん冷め切ったものになってしまうのだ。

 

相手に対して求めているものや理想が高ければ高いほど、現実の恋愛では相手に失望することが多くなり、結果として恋愛感情が冷めてしまう。恋愛が長続きしないのは、自分の理想の基準が恋愛ドラマや映画によって高すぎる位置に設定されているからでもあるのだ。



恋愛を長続きさせるコツ

ここまでは、恋愛が長続きしない原因についてまとめてきた。

実際、重たすぎる愛情と高すぎる理想は恋愛が長続きしない代表格だといえるだろう。もちろん、人によってはほかにも理由や原因があるかもしれない。恋愛の形は一人ひとり違っており、誰もが同じような恋愛をしているわけではないからだ。

しかし、上述した二つの理由は現代人には特に当てはまりがちなものであり、若者をはじめとした多くの大人たちが自分の愛情の強さと理想の高さで恋愛をダメにしてしまっている。

 

だが、今まで恋愛が長続きしなかったからといって、これからも長続きしないわけではない。恋愛にはしっかりと長続きさせるコツも存在しているのだ。

ここからは、恋愛を長続きさせるコツについていくつかまとめていく。恋愛を長続きさせたい人はぜひ参考にしてみてほしい。

 

「求める」ではなく「与える」

恋愛で長続きしない人の中には、恋人から愛情を「感じたい」「もらいたい」と思っている人も多いだろう。さらに、今現在付き合っている人のことを、愛情を与えてくれる人だと思ってはいないだろうか。

もしそうだとすればそれは大きな間違いであり、そうしたスタンスで恋愛をしている人は大抵長続きしない。愛は「求めるもの」ではなく「与えるもの」であり、恋愛を長続きさせるためにはこうした考え方が大きな鍵を握る。

 

人間には誰しも承認欲求というものがあり、「人から愛されたい」「必要とされたい」「認められたい」という気持ちを誰もが持っている。しかし、承認欲求を満たしてくれるものが恋人だと思ってしまうと、さきほど述べた重たすぎる愛情を抱く原因となり、依存の気持ちが強くなってしまう。

恋愛は、愛を求めて受け取るスタンスでは決してうまくいかないのである。どんなに相手のことが好きで愛情を感じたいと思っても、それを押しつけてしまうと相手はめんどくさいと感じたり、あなたのことを重いと感じてしまう。

 

愛は求めるものではなく、自分から積極的に与えるもの。このスタンスこそが、恋愛を続きさせるコツなのである。

 

見返りを求めない

さきほどは、恋愛を長続きさせるためには自分から積極的に愛情を与えることが大事だと述べたが、その延長線上の考えとして、「見返りを求めない」ことも意識する必要がある。

仕事や人間関係では、お互いの利益のことを考え「ギブ&テイク(与えて・受け取る)」というスタンスが一般的となっているが、恋愛においては「ギブ&ギブ(与えて・与える)」のスタンスでいたほうが断然うまくいく。

つまり、相手に見返りを求めないということだ。

 

人は他人に何かすると、無意識のうちに心のどこかで見返りを期待してしまう。誰にでも経験があるだろうが、口では「何もいらないよ~」と言っていても、心の底では自分のプラスになるようなことを期待してしまっているものである。

そして、見返りが何もなければ「この人は冷たい」「常識がない」などと決めつけ、自分の中で相手のことを否定してしまうのだ。

 

そのため、仕事や人間関係の間では「何かしてもらったら返す」という「ギブ&テイク」のスタンスでいることが大切となっているが、その姿勢を恋愛と結びつけるのはやめるべきである。

心のどこかで恋人に見返りを期待し、何か相手のためになることをしたり、モノをあげたりしていては、ほんの些細なことでも恋人に愛情を求めてしまうようになる。

 

恋愛ではあくまでも、「自分が好きだからやっているだけ」「喜んでほしいからしてあげたい」という純粋な気持ちが大切なのであり、「○○してあげたんだらそっちもしてよ」「自分はこうしてるんだからあなたもこうしてよ」という見返りを求めているスタンスになってしまうと、いつか必ずお互いの関係に溝が入ってしまう。

恋愛を長続きさせる二つ目のコツは、見返りを求めない純粋な愛情、「ギブ&ギブ」のスタンスでいることである。

 

自分の気持ちを押しつけない

恋愛を長続きさせたいのであれば、「自分の気持ちを押しつけないこと」が重要である。

一つ目のところで、「求めるのではなく与える」と述べたが、よく勘違いしがちなのが「与える」と「尽くす」の違いである。両者は一見同じように見えるが、実際の恋愛ではまるで違うものになる。

恋愛において愛を与えるとは、「愛を感じさせる」という解釈であり、それに対して尽くすとは、「一方的に押しつける」という解釈になる。

 

愛を与えるというのは行動で相手に伝えるのが基本であり、それは優しさだったり思いやりだったり、純粋な気持ちで相手のことを思っているからこそしてしまう行動だ。そうした行動が相手に愛を感じさせやすく、「愛を与える」という本当の意味になる。

それに対し尽くすというのは、「相手のことが好きだから何でもしてあげる」という、いわば「一方的な気持ちの押しつけ」になってしまいがちである。本人は押しつけてるつもりもなければ「ただ相手のことを思っているだけなのに!」と思うだろうが、尽くされる側としてはやはり重いと感じてしまうのが事実だ。

 

愛を与えるという行動は少し間違ってしまえば自分の気持ちの押しつけになってしまい、「尽くす」という行動になりがちである。

さきほども述べたように、「愛は見返りを求めずに相手に与えること」が大切であり、それは「尽くすこと」とは違うものになるので、相手に自分の気持ちを一方的に押しつけるのはやめておこう。

 

相手の幸せが自分の幸せ

ここまで恋愛を長続きさせるコツについていくつかまとめてきたが、最後に紹介するのはその中でももっとも大切なものだといえるだろう。それは「相手の幸せが自分の幸せ」という感覚を持つことである。

 

ここで一度、さきほどまでのコツを振り返ってみよう。

ギブ&テイクのスタンスでは、自分が何かしたら相手も代わりに何かをしてくれるという見返りを期待して行動を起こすが、恋愛を長続きさせるための「ギブ&ギブ」というスタンスでは、「見返りなんていらない」「ただ好きでやっているだけ」「喜んでほしいだけ」というスタンスで行動を起こす。

 

たとえモノでも愛情でも何でも、好きな人から何かを与えられることが嫌な人はあまりいないだろう。それがただの気持ちの押しつけである「尽くす」という行動であるなら話は別だが、純粋に相手のことを考えた「与える」行動ならば、きっと誰もが嬉しくなるだろう。

人は他人から何かを受け取ると嬉しくなるものだ。そして、自分が与えたことによって相手が喜んでくれるのであれば自分も嬉しくなる。つまり、愛を与えることによって相手が喜んでくれる。それを見て自分も嬉しくなる。

これこそが恋愛のあるべき姿であり、恋愛を長続きさせるためのもっとも大事な気持ちなのである。

 

恋愛でのギブ&ギブのスタンスは、相手にも自分にも幸せな気持ちを運んできてくれるのだ。恋愛が上手くいくためには「求めすぎず」「与えすぎないこと」が大切なのであり、本心で「相手の幸せが自分の幸せ」だと感じることができれば、恋愛が長続きしないなどという悩みもなくなるだろう。

結局のところ、恋愛が長続きしない原因には、自分自身の幸せばかり求めすぎていることも含まれているのだ。恋愛での幸せの価値観を相手の幸せへと変えることで、今までとは異なった深い恋愛関係を育むことができるだろう。

 

【まとめ】長続きする恋愛は行動がすべて

ここで述べてきたとおり、恋愛と承認欲求は非常に強く関連している。ただ一方的に相手に愛情を求めるのは、愛情を感じたいからではなく、自分の中の承認欲求を満たしたいだけである。そして、一方的に愛情を与えるのはただの自己満足になりがちだ。

恋愛が長続きしないのは、承認欲求や自己中心的な考えが原因になっていることがとても多い。恋愛を長続きさせ、自分も相手も幸せになるにはギブ&テイクではなく、ギブ&ギブの気持ちでいることが一番の近道でもある。

 

相手のことを純粋に愛し、本当に相手のことを思っている行動をとるようにすれば、あなたの愛情は相手にしっかりと伝わるだろう。そして、最終的に多くの幸せを掴むことができるのは、「愛情を行動で伝えることができる人」なのだ。

もし、恋愛が長続きせず悩んでいるのであれば、まずは愛情を「受け取る人」ではなく「与える人」になることからはじめてみよう。

 

おしまい。








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