【読書と知識】読書で増える本当の知識とは?




下記の記事でもまとめているが、私は5年前くらいから毎日かかさず3時間近くの読書を習慣にしている。

私が毎日3時間、週20時間の読書をする目的とは?

2020年3月26日
一日のうちでも読書に費やす時間を大事にし、かれこれ週20時間程度の読書を何年も継続しているのだ。

最近は読書をすることのメリットや効果、本を読むことの重要性や必要性について語られることが多いが、実際、読書をすることで得られる効果やメリットは人によって大きく異なる。たとえ毎日読書をしていたとしても、読書=作業になっていればいくら読書をしても大した効果は得られないだろう。

 

おそらく読書をする人の多くは、読書で知識を増やしたいと思っているはずだ。あるいは、読書から自分に必要なものを吸収し、人生の役に立てようとしている人もいる。私自身の経験からしても、読書は知識を増やすためにはもっとも効果的な方法だと実感している。

ここでは私の読書経験をベースに、読書と知識の関係性についてまとめていく。



読書で知識を増やす

さきほど紹介した記事の中でも延べているが、私が毎日3時間以上の読書をしている理由のもっとも大きい部分は、「知識を増やすため」である。

とはいえ、別に知識人になりたかったりインテリぶりたくて読書をしているわけではなく、自分が目標としている人物像が博識な人であり、博識になるためには毎日たくさんの本を読まなければならないと思っているため、毎日読書をしているのである。

 

私が読書をはじめたきっかけは、知り合いからミステリー系の本を薦められたことだ。元々考えることが好きだったので、ミステリー系のように自分なりにあれこれ考えながら本を読むのは新鮮で中々おもしろかった。

しかし、そうしたジャンルの本はおもしろいにはおもしろいのだが、読み終わったあとにただ「おもしろかった」だけで終わってしまい、本を読む前の自分と読んだ後の自分とに違いが感じられずすぐに飽きてしまった。

 

そこで次に手を出したジャンルが、読書にハマった人が陥りがちな自己啓発系の本だった。自己啓発というとあまり印象が良くなかったり、意識高い系だの胡散臭いだのと思われ敬遠されがちだが、実際に読んでみるとそれなりに楽しむことができ、それからしばらくは自己啓発本を読み漁っていた。

自己啓発本の中でも個人的に特におすすめなのが喜多川泰さんの本であり、この人の「上京物語」や「手紙屋」「書斎の鍵」などは読んでいてとても感銘を受けた本でもある。

 

そうした自己啓発系の本に何年かハマったあと、次第に知識を増やすことへの情熱が湧いていき、心理学や生物学、脳科学や神経科学、遺伝学や栄養学、哲学や文学という学問的な本を読み漁るようになった。

学問的な本には、私が目指している博識な人に近づくために必要な知識が存分に詰っている。今では、知識を増やすには自分が興味のある分野の専門書を読むことがもっとも効果的だと感じている。

 

読書で知識は本当に増える?

現代では、知りたいことがあればGoogleで検索をかければほとんどわかるが、ネットで得られる情報を目にするときにも、最低限のリテラシーを持っていないと間違った情報に騙されたり、なにが正しくてなにが間違いなのかを見極めることができない。

しかし、知りたい情報の専門家である人の本を読めば「なにが正しいのか」「なにが真実なのか」が次第にわかるようになってくる。読書で増えた知識は現実世界にしっかりと応用することができるのだ。

 

もちろん、専門家の言うことをただ盲信すればいいというわけではなく、きちんと事実を確認し、自分の頭で考えることも大切である。だが、読書は物事を考えるための必要最低限の知識とリテラシーを身につけることができる。

読書で知識を増やすことで、今まで目にしていた情報をまったく違う視点から見ることができるのだ。さらに、日常生活の中でも物事の本質を見極めた上で、常に冷静な判断ができるようになる。読書で知識を増やすことは、人生を充実させるためといっても過言ではないだろう。

人は、知識が足りなく、世界がわからないからこそ不安になるのである。

 

世の中のすべてを理解することは誰にもできないが、ある程度の知識とリテラシーを身につけ、物事を「知る」ことで不安を和らげることができるのだ。しかし、これは私の読書観であり、私が実際に読書で知識を増やし、実感していることに過ぎない。そのため、ほかの人も同じような感覚が得られるとは限らない。

だが、読書で知識が増えれば見ている世界が変わり、増えた知識は決して自分を裏切らないということだけは確実にいえる。



読書で増える知識とは?

私は今まで生きてきた中で、今ほど知識が大事だと感じていることはない。というのも、人生では「知識がある状態」で生きるのと「知識がない状態」で生きるのとでは、人生に対する充実度がまるで違うのだ。自分が本を読みはじめたのは5~6年前ではあるが、知識が人生に及ぼす力の大きさを身に染みて実感している。

読書をはじめる前までは、毎日仕事を終えて帰宅するなり、ただスマホをいじったりゲームしたりYouTubeを見たりするだけであり、読書にはまるで興味がなかった。しかし、なにかと考え事をするのは好きであり、今思えば昔から知識への渇望はどこかしらにあったのではないかと思っている。

 

ここまでは読書と知識についてまとめてきたが、ここからは実際に、読書で増える知識がどんなものなのかについて紹介していく。もちろん、学問的な知識は専門書を読むことで増えてくだろうが、ここで紹介するのは専門的な知識ではなく、どちらかというと人間の能力的な側面に当てた知識である。

また、これも私が実感しているいたって主観的なものであることも理解していただきたい。

 

物事の読解力

私はよく哲学の本を好き好んで読むのだが、みなさんご存知のとおり、哲学書はほかのジャンルの本と比べてかなり難解で理解するのが難しい。

はじめに哲学の本を手にしたときは「哲学」という言葉の意味すらよくわかっていなく、ただなんとなく賢い人がなんとなく偉そうなことを述べている程度にしか感じられなかった。今まで本を読む習慣もなく、語彙力も読解力も知識も学もないヤツが、いきなり哲学やら形而上学とやらの難しい分野の本を読んだところで理解できるはずがない。

 

実際、哲学の本には今までの人生の中で見たことも聞いたこともないような言葉が頻繁に登場し、意味どころが読み方さえもわからない始末だ。Googleで検索さえできやしない。

しかし、どうにかこうにか諦めずに毎日欠かさず朝と夜に1時間ずつ哲学の本を読むと決め、わからない語句は検索しながら、とにかく読みきることに全力を尽くした。すると、気づけば本に書かれていることの意味が理解できるようになり、著者が何を伝えたがっているのか、何を述べているのかがわかるようになった。

 

もちろん、これは語彙力や言葉の意味への理解が広がったことによる効果でもあるのだが、もっとも大きく変わったと実感できたのは、物事への読解力が向上したことだ。これは本の中だけでなく、日常生活の中で実感していることでもある。

哲学書は理解するのが難しいがゆえに、創造力や読解力といった自分の頭で考える力が鍛えられる。そうした能力は日常生活で直面する物事への理解を容易にし、より生きやすくさせてくれる。

読書で増える知識は形式的な知識だけでなく、生きるために必要な知識も含まれているのだ。

 

一段上の思考能力

私はとにかく読書が好きで興味がある本を片っ端から読み漁っているのだが、実は読書から得られる知識には、本に書かれている内容の知識と、一段上の思考をするための知識がある。

たとえば、哲学の本を読んだ後、まったく別ジャンルの本を読むとする。普通、ジャンルが違うのだから書かれている内容につながりはなく、まったく別々の知識が増えたと思うだろう。しかし、知識というのは局所的なものではなく、いたって横断的なものである。

 

さきほどの、知識も学もない読書をはじめたばかりの間抜けな自分を例に例に出すと、哲学書を読みそれなりに知識をつけた後、ほかのジャンルの本を読んでみるとかなり読みやすいことに気がつく。

本を読み終わるスピードも格段に早くなり、わからない言葉を検索することもなくなり、文脈をつなぎ合わせて情報を統合して考えることが自然にできるようになっていたのだ。

 

これは思考するための能力が向上することによって起こるものであり、哲学書で身につけた知識はほかのジャンルの本を読むときにも横断的に利用することができ、ただ本を読んで身につける内容の知識よりも、一段上の思考ができるようになるのだ。

このことを実感したいときは、昔一度読んだ本をもう一度読んでみるといい。きっと、昔一度読んで理解したつもりだった本から、さらなる知識と情報を見つけることができるはずだ。以前よりも知識が増えているがゆえに、一段上の思考能力も身についているのである。まさに知識が能力を開花させてくれるのだ。

 

独自のアイディア

読書は知識も読解力も何もない状態で読んでいると、「理解すること」に100%の力を注いでしまうため、内容を把握するだけで終わってしまう。おそらくほとんどの人は、読書は書かれている内容という知識を増やすものだと思っているはずだ。

しかし、読書の本質は自身がwikipediaのようになり、あれこれ知識を詰め込むものではない。読書で知識を増やす最終的な目的は、独自のアイディアを創造するためなのだ。

 

本に書かれている文脈や言葉の意味ばかりに気をとられ、著者が伝えたいことだけを理解するのが読書ではない。読書をすることで物事の読解力を磨き、一段上の思考能力を手に入れ、独自のアイディアを創造するところまでが、読書で増える知識なのだ。

独自のアイディアは、考えるための下地になる知識が必要であり、これは本を読む上で言葉の意味や漢字を知っていなければならないのと同じである。オリジナルなアイディアは、いくつもの横断的な知識がふと瞬間に結びつき、点と点が結ばれるようにして生まれるのだ。

 

ここまで述べてきたとおり、物事の読解力という知識は読書を続けることで身につけることができ、気づけば自然と一段上の思考能力という知識も手に入っているはずだ。そして、それらの知識を最終的に生かす方法が独自のアイディアの創造なのである。

読書をするために必要なのは一冊数百円~数千円のお金と、24時間の内の数時間である。これはとてもコスパのいい自己投資であり、読書で知識を増やすことで周りの人たちよりもより鮮明に人生をとらえることができるだろう。

 

【まとめ】読書は人生を変える

ここでまとめてきたことは、私が読書を通して実際に実感してきたことであり、読書で増やせる知識がいかに大切であるかについて述べているものだ。

人によっては、知識ばかりを詰め込んでも意味がないという人もいるだろうが、最低限の知識がなければ物事や文脈の意味すら理解することができず、結局は世間と周りの人たちと同じような思考しかできない。もちろん、生き方も似たり寄ったりになるだろう。

 

読書で増えた知識はジャンルの境界を超え、どのジャンルにも応用して考える基盤として機能する。読書から得た自分の中でのもっとも大きな教訓は、「知識は必ずしも不可欠ではないが、知識がなければ自分が知りたいことの半分も知ることができない」ということだ。

人生は一生続く勉強である。そして、読書は学校の勉強とは違い、人生をより良く生きるための助力となってくれる。読書で知識を増やすことは、あなたの人生をより色濃く、充実したものにしてくれるだろう。

おしまい。








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