AI(人工知能)時代になくならずに生き残る4つの仕事。




最近はAI(人工知能) 時代が数年後に訪れるといわれており、AIにより仕事がなくなると言われることが非常に多い。特に誰でもできるような単純作業は真っ先にAIに代替されていくといわれ、単純作業にはホワイトカラー(頭脳労働)といわれている中流階級の人たちの仕事も当てはまる。

銀行の受付などはまさにその代表例であり、レジでも受付でも現代のロボット技術を駆使すれば十分に対応できるのが事実だ。しかしながら、日本ではまだまだ社会の自動化が進んでいなく、テクノロジーを駆使すればもっと効率よく生産したり対応できる仕事があるにも関わらず、お金を得るための無駄な仕事が社会にたくさん存在している。

 

だが、それもこの先数年までの話であり、将来的には今あるほとんどの仕事がAIやロボットに代替されていくだろう。そうしたAI時代が訪れることで失業を経験する人はかなりの人数に上り、今の自分の仕事が無駄だと感じている人は真っ先に仕事がなくなると考えても間違いではない。

その一方で、AI時代においても生き残る仕事があるのも事実であり、時代がどんな風に変化しようともなくならない仕事も少なからず存在する。ここではAI時代に生き残る仕事について考察していく。

 


AI時代(人工知能時代)の仕事

常に意識高く情報を敏感に仕入れている人であれば、2045年にAIがすべての人間の知能を超える「シンギュラリティ」が訪れると聞いたことがあるだろう。これは未来学者であレイ・カーツワイルが述べたこととして有名である。しかし、現実的に2045年に人類や社会や仕事がどのようになっているかを知ることは不可能である。

メディアはいたるところで「仕事がなくなる」「AI時代が来る」「失業の危機」といった不安を助長する内容の特集をテレビ番組などで組んだりしているが、そうした報道をするメディアの人たち自身も、将来的に仕事がなくなるのかどうかハッキリとわかっているわけではない。

 

未来を予測する人たちの多くは、あくまでもAIの進歩による予測の一つとして「仕事がなくなる」と述べているだけであり、100%の確率で今ある仕事がなくなるわけではない。だが、私たちがこの先生きていく人生では、間違いなくAIの社会進出が起こるだろうし、それに付随してある程度の仕事もなくなっていくだろう。

AI時代の仕事を予測することは難しいが、AIにより仕事が減るということは誰の目から見ても明らかである。そのような時代を生きる私たちに必要なのは、AI時代での仕事とはどのようなものなのか、生き残る仕事とはどの分野なのか、将来的になくならない仕事はあるのかについて、自分の人生と照らし合わせながら真剣に考えることだ。

 

仕事がなくなる不安

人間である以上、自分の将来に対して不安を一切抱かずに生きていくことはできない。誰しも一度は将来への不安や悩みを抱いたことがあるだろうし、今の仕事をいつまで続けられるか、将来的に自分に仕事があるのかどうか不安になって眠れなくなったこともあるだろう。

仕事に対する不安が募れば募るほど精神的なストレスも増していき、ネガティブな考えが常に頭に浮かんでくるようになり、次第に生きるのがしんどくなってくる。

 

しかし、仕事がなくなる不安というのは、たとえどんな状態になったとしても消えることはなく、大企業に就職しようと給料がいい仕事をしていようと自分が好きな仕事をしていようと決して消えない。

そもそも人生に「安定」という言葉は存在しなく、仕事だけに限らず自分に関わるすべての物事は不安定で常に変わるものである。そのため、どんな職業に就いていようとも将来の仕事への不安をなくすことはできず、AI時代で仕事が減ると言われれば、過剰に反応して不安に悩まされることになる。

 

でも、だからいってそうした不安に何も対処できないわけではない。AI時代の仕事の不安に対しても今の自分にもできることはあり、本当に必要な資格とスキルを身につけることで、AI時代の仕事に対しても耐性をつけることができるのだ。

 

AI時代に必要な資格とスキル

世間ではよく何かしらの資格を持っていれば就職に有利だとか、将来のためにスキルを身につけることが大事だといわれる。たしかに資格を持っていれば、特定の企業や分野の仕事に就職するのに有利になるだろうし、専門的なスキルがあれば年収がいい仕事に就くこともできるだろう。

しかし、AI時代において求められる資格とスキルというのは、就職に有利になる資格や専門的なスキルとは異なったものである。言い換えるなら、AI時代に必要なのは「生き抜くための力」であり、いい企業に就職するための力でも、年収がいい仕事に就くための力でもないのだ。

 

生き抜くための力というのは、仕事に役立つというよりも人生に役立つ力のことであり、一定期間勉強すれば必ず身につく力のことではない。もちろん、AI時代を生き抜く力の中には、勉強して獲得できる資格が役立つこともあるかもしれないが、なによりも重要なのは自分の中の「好き」という気持ちである。

自分の中にある「好き」という気持ちを生きる力に転換することで、仕事がなくなるAI時代においても自分の価値を見失うことなく、失業されて収入が途絶える不安に対抗できる。

 

簿記の資格や税理士の資格は、AI時代においてはおそらく価値がなくなっていく資格だろう。それに対し、技術職の資格だったり実生活や社会に役立つ資格というのは、生き抜く力という特性が付与されているため、AI時代においても価値が薄れることは少ない。

そうした資格やスキルは、国家試験を受けて合格しなければならないものではな。自分の「好き」という気持ちを最大限発揮させ、日々知識を深めていくことで身につけられるものである。AI時代においては表面的な資格やスキルは役立たず、身につけるべきは生き抜くスキルのほうなのである。

 

AI時代に生き残る4つの仕事

さきほども述べたように、仕事に対する不安は誰もが少なくとも持っているものだ。たとえ今の仕事に充実感や達成感を感じていたとしていたとしても、年収や月収に満足していたとしても、好きな仕事をしていたとしても、自分の将来の仕事に対する不安が消えることはないだろう。

社会は変わり続け、人も変わり続け、仕事も変わっていく。AI時代においてはそうした変化の流れがとても早く、何もせずにボーッとしていればAIの社会進出の波に飲み込まれてしまう。

 

しかし、将来のために今の自分にできることはたくさんあり、AI時代でも生き残る知識や技術を身につける機会もまだまだたくさんある。

将来の仕事への不安を消すことはできないが、将来の仕事へのリスクヘッジはできるのだ。そして、将来の仕事のリスクヘッジについて考えるのであれば、AI時代にも生き残る仕事やなくなる心配が少ない仕事について知っておくことが重要である。

ここからは、AI時代に生き残る仕事を4つにまとめて紹介していく。

 


肉体労働

AI時代に生き残る仕事と聞くと、おそらくたいていの人たちはIT関係やプログラミングといった仕事を想像するだろう。最近はプログラミングを学ぶ大人がかなり増えてきており、早いうちから子どもにプログラミングを学ばせたりしている親も増えている。

基本的にAIはプログラミングで成り立っており、これからAI時代がやってくることを考えれば、早いうちからプログラミングについて学んでおくことは効果的であるかのように思える。

 

しかし、大多数の人がAI時代において活躍できる分野は、実は肉体労働なのである。というのも、現在でも機械的な単純作業はロボットや自動化によって代替されているが、作業に人間的な動きが求められたり、状況に対して柔軟に対応しながら動きを変えたりするのは、現時点でのロボット技術では不可能であり、まだまだ人間のほう効率的に仕事をこなすことができるのが事実だ。

それは仮にAI時代が訪れたとしても、いきなりロボットが人間的な動きができるようになったり、状況に応じて柔軟に動きを変えられるようになるには何十年も先の話である。つまり、肉体労働の需要が早急に尽きることはないといえる。

 

単純作業こそほとんどがロボットに代替されていくかもしれないが、柔軟性を発揮しながら仕事をする分野は今後も生き残る仕事だと考えて間違いない。しかし、ぞのためには体がしっかりと動くことが前提条件であり、健康的な体を持っていなければAI時代においても肉体労働で仕事を得ることは難しいだろう。

最近は一般人の間にも健康志向が高まってきているが、AI時代ではますます健康的な体は重要視されていくことになり、健康的で柔軟に動ける体はAI時代の資本となりうる。

 

AI時代に向けて何をしたらいいのかわからないという人は、とりあえず健康的な生活を送り、筋トレや運動などを習慣として動ける体をつくっておくのがおすすめだ。それだけでも、AIに仕事を奪われる可能性を減らせるできるだろう。

 

接客サービス

さきほどはAI時代における肉体労働の重要性について述べてきたが、AIに仕事を奪われないようにするためには、何も体を鍛えて健康を維持するだけが効果的なわけではない。

AI時代での仕事では、人と人とが直接コミュニケーションをとる「接客サービス」も需要が増し、今後何十年も生き残っていく仕事だといえるだろう。

 

「単純な接客作業こそロボットで代替できるじゃないか」と思うかもしれないが、接客サービスであっても肉体労働と同じく、「単純な」接客サービスがロボットで代替されていくだけである。

一方、「心がこもった」接客サービスはロボットでは代替不可能であり、人とのつながりやコミュニケーションが重要視される接客サービスは、AI時代においてもかなりしぶとく生き残る仕事であり、コミュニケーション能力が高い人はAI時代においても活躍できる可能性が高い。

 

想像してみてもわかるように、すべての接客サービスがロボットで代替されたとすれば、多くの人は外出することを控えるようになり、消費行動が大幅に減るだろう。というのも、多くの人は飲食やショッピングといった行動において、店員とのコミュニケーションを無意識的に意識している部分があり、たとえ普段のショッピングにおいて店員と会話をすることがなかったとしても、人は心理的には店員の存在を求めているのである。

そのため、店員がロボットに代替されてしまえば、ショッピングや飲食をするために外出することが大幅に減り、友達や恋人と家で一緒に料理を楽しむようになるだろう。そうなればお店や企業は少しずつ赤字になっていき、経済自体に潤いがなくなっていく。経済は基本的に一般人の消費行動によって成り立っているのである。

 

つまり、AIの技術が進歩してロボットが単純な接客サービスを代替するようになったとしても、人とのコミュニケーションや心を通じ合う接客の需要は尽きることがなく、それらはAI時代でも生き残る仕事となる。

コミュニケーション能力も健康的な体と同じくAI時代においては資本となるものであり、人間性の良さや高い接客スキルは今後も尽きることがない重要な技術なのである。

 

誰でもロボットに自分が似合う服を棒読みで教えてもらうよりも、可愛い店員やカッコイイ店員とおしゃべりしながら自分に好きな服をコーディネートしてもらいたいだろう。AI時代で生き残る仕事を想像するときは、ロボットにはない人間的な要素に目を向けることが大事である。

 

プログラミング

AI時代に生き残る仕事の代表格といえるのは、やはり「プログラミング」だろう。プログラミングほど現代で必要不可欠だと思われているスキルはなく、プログラミングができるようになるだけで新卒でも年収400万円はザラであり、さらに優秀なスキルを持っていれば年収1000万円も夢ではない。

2020年からは小学校でもプログラミングが必修科目になっており、子どもの早い段階からプログラミングの知識を身につけさせ、IT時代・AI時代において大人になってから活躍できる人材を育成しようと国が教育に投資している。

 

さらに、テレビのニュースやメディアの情報でも度々プログラミングを学ぶことの重要性が述べられており、この先訪れるAI時代で仕事を奪われないためにはプログラミングの知識は必須だと誰もが感じているだろう。

しかし、大事なこととして覚えておきたいのが、プログラミングのスキルを身につけたからといって、必ずしも将来的に仕事があるというわけではなく、人によってはプログラミングのスキルがまったく役立たないこともあるということだ。

 

そもそもプログラミングを学ぶ理由として、「AI時代でも仕事を確保するため」という理由ではおそらくプログラミングの知識が役に立つことはないだろう。AI時代で活躍できるプログラミングの知識はかなりレベルが高く、一般人が暇な時間に勉強するだけでは到底身につけられるものではない。

AI技術の最先端にもなれば高度な数学も必要になり、大人が数年勉強しただけでAI時代で活躍できるプログラミングスキルを身につけることはまず不可能だ。

 

そのため、AI時代に向けてプログラミングを学ぶのであれば、ガッツリと本気でプログラミング一本に絞って生きるよりも、ほかのことと一緒に学んでいくのがいいだろう。たとえば、さきほど述べた健康的な体や高いコミュニケーションスキルを身につけることにも注力した上で、プログラミングの知識を並行して学んでいくという具合だ。

時間には限りがあるため、そうした学び方ではとことん深く学ぶことができないかもしれないが、先述したようにプログラミングだけを深く学んでも、AI時代の最前線で活躍することはかなり困難である。

 

それなら、生き残るためのスキルとしての広く浅くの一環としてプログラミングの知識を学んでおき、AI時代でも活躍できる可能性を高くするのが最適な戦略となるだろう。また、仮にプログラミングを学ぶのであれば複数の言語を学ぶよりも、一つの言語に絞って学んだほうが効果的であり、生き残るスキルは広く浅くが大事だが、プログラミングは狭く深く学ぶことが大事だ。

 

エンターテインメント

AI時代に生き残る仕事の最後は「エンターテインメイント」である。エンタメは現代でも非常に需要がある仕事として認識されているが、それはAI時代においても変わることはないだろう。

エンタメの仕事というのは基本的に「他人を楽しませる仕事」であり、誰かが楽しんでくれるのであれば、そこには人々からの需要があるということである。

 

ご存知のとおり、仕事の需要というのは人が求めていることこそ本質であり、誰も求めていないのであれば、仕事として成り立ってお金を稼ぐことはできない。

つまり、お金が発生しているところには、必ず誰かからの需要を満たしており、他人を満たすことができれば仕事として成り立ちお金を稼げるというわけだ。

 

最近はYouTubeで動画を配信することで広告収入を稼いだり、ゲーム配信をしたりプロゲーマーとして活躍して生活している人が大勢いる。こうしたものもエンタメという分野の仕事の一部であり、動画を配信して他人を楽しませられればお金を稼ぐことができる。

AI時代では一般人の余暇時間が今よりも格段に増えるといわれており、それに伴ってエンタメで余暇を消費する時間もどんどん増えていくだろう。つまり、「エンタメ=他人を楽しませる」ことは、今後のAI時代では需要が今よりも増し、もっとも成長が見込める分野でもあるのだ。

 

もちろん、エンタメの仕事はYouTuberになったりゲーム実況をしたりする以外にもたくさんあり、自分の好きなことで他人を楽しませることができれば、それは立派なエンタメの仕事として成立するだろう。

最近はよく「好きなことで生きていく」というフレーズを耳にすることが多いが、その本質は「好き勝手に生きる」ということではなく、「自分の好きなことで他人を楽しませながら生きる」という意味なのである。

 

他人を楽しませられるエンタメ要素が強い仕事は、AI時代でもっとも生き残る可能性が高い仕事であり、誰かを楽しませられる力は立派なスキルとなる。AI仕事を奪われないようにするには、自分の好きなことで他人を楽しませられる「エンタメ力」が重要となるだろう。

 

【まとめ】AI時代で生き残る可能性を高める

仕事への不安は人生への不安にもつながっていく。自分の仕事が将来なくなったり、AI時代で失業する可能性が非常に高いと感じていれば、それだけで人生に対しての満足度は大きく下がってしまうだろう。

AIの進歩は決して止まることはなく、これから先はどんどんAIやテクロノロジーの社会進出が進んでいくはずだ。そうなったときに、今ある仕事のほとんどはロボットに代替され、自動化できる仕事はすべて自動化されていき、次第に多くの人たちが失業を経験することになるだろう。

 

しかし、ここでまとめたように、AI時代でも生き残る仕事は少なからず存在し、AIに負けないスキルや能力を身につけることは誰にでもできる。

そのためには自分で自分の仕事の将来について考えることが大事であり、自分の好きなことや興味があること、自分ができることや得意とすることと向き合うことが何よりも重要になるだろう。

 

おしまい。








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